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ビート整備のおいしい話 [ビート]

お金で買えない物で価値があるのは愛情だけ。
と、俺は思っています。
逆を言えば
愛情は金銭的に価値がない。
という事ですね。
その金銭的に価値のない愛情で、日本的資本主義システムの中枢を担う商業主義の化身、その名も
自動車(前照灯目 内燃機関科 四輪属 雌)
を維持出来るのでしょうか?
答えは、

ちょっぴりだけ出来る

残念ですが、愛だけでは乗り越えられない壁が多いです。
金銭を湯水のように注いだ車は、やはり程度がいいです。
でもね、でもね、

愛された車の方が絶対に色っぽくて、かわいくて、綺麗で強い

と、思ってます。
汗水流して、一日かけてママレモンで洗った車は、ちょっと水垢や油膜が取れていなくても、綺麗なんです。
泥で手は汚れていても、孫の楽しみにしているサツマイモを畑で掘っているおばあちゃんの笑顔みたいに綺麗なんです。
他人の手によるポリマー加工で、商業的な価値を磨かれた車になんか負けませんよ。
整形加工したジャニタレじゃないんだから。
プロの施したポリマー加工と整形外科の施したキムタクの顔。
悔しいけど、両方共凄く出来がいいね。

まぁ、こんな感じで愛情をかけて色気を増している我が家のビートです。
今日は、そんな俺のビートの愛し方を書いていこうかと思います。

今日は基本の汁物の話を

最初にエンジンオイルから。
個人的にエンジンオイルは余程の安物でなければ、なんでもいいと思ってます。
やはり定期的に換えてあげるのが大事ですよね。
俺はホンダのバイク用純正オイル、ウルトラG1を入れてますよ。
ビートのエンジンは高回転型ですから、バイク用オイルと相性がいいと思っているのです。
値段も手頃ですしね。近所のホームセンターで1リットル580円で売っていますよ。

そのオイルに、添加剤としてハンマーオイルを100ml程入れてます。
ハンマーオイルというのは本来は工具用のオイルですが、これをエンジンオイルに混ぜてしまうのです。
このハンマーオイル、二硫化モリブデンを鉱油で溶いただけの物なんですが、これが効果絶大。

ビートが一夜にして従順な淑女になります

モリブデンは二輪時代から二十年近く愛用していますが、不具合もなくてホントにお勧め。
モリブデンのお陰で負担が減って、エンジンも喜んでくれますしね。
エンジンオイルはこんな感じで、3000~5000km毎に交換ですね。

次はミッションオイル
これはエンジンオイルとまったく一緒なんです。
ウルトラG1にハンマーオイル。
スコスコ入って、気持ちいいですよ。
寒い地域ならもっと柔らかいオイルでもいいかもしれないね。
柔らかいオイルはハードSな人には不評かもしれないけどね。
ハードに攻める事を考えるより、気持ちよく走る事を考える。
これがビートには最適かな?と思っています。
ミッションオイルは5000~10000kmくらいで交換してます。

その他の汁物
ブレーキフルード、クラッチフルード、クーラント液、ウォッシャー液
銘柄とか全然気にしてないですね、安い時に安い物を買っておきます。
車検前と、天気がよくて気分がいい時に交換します。
時々、車が愛おしくて仕方ない時ありますよね?そんな時にやるのがいいんじゃないですか。
エアー抜きとか丁寧にやってあげたいしね。

汁物整備はこの辺ですかね。
書き終わってみると、オイル交換の話なんてつまらないなぁ。
でも、車への愛情表現の基本と言えば、洗車とオイル交換ですよね。

天気のいい日にオイル交換。最高じゃないですか。

オイル交換が終わった後、妻と車内でサンドイッチとコーヒーを頂くのです。
ちょっとオイル臭いけどぽかぽかな車内で、質素なサンドイッチを摘みながら、何気無い会話を交わす。

この幸せな時間もお金では買えないね。


エーゼット(AZ) ハンマーオイル 100ml


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