31アイスクリーム。一番おいしかったのは？

昨夜、妻と台湾料理を食べに行ってきました。
連休の体重増加分を元に戻さないといけないのに、どうしても食べたくてね。
給料日という事もありましたので体重の事は忘れ、先日紹介した福満楼に行って来ました。
やっぱりおいしかったですよ。ボリューム満点で、お腹いっぱい。
一晩たった今もまだ空腹感がありません。

で、福満楼までの道中での出来事なのですが、31アイスクリームが凄い混雑していましてね。
福満楼に行く途中、31アイスクリームの店舗が二軒あるのですが、その二軒とも凄い人、人、人。
美川憲一でも来ているのかな？と思えるくらいの人だかり。

混雑していた理由ですが、実は昨日夕方、31アイスクリームでイベントをしていましてね。
ユニセフ募金をしたらアイスが貰えたらしいんです。
で、それを目当てに大勢の人が集まっていたんですね。

俺は、昔からこの手のチャリティ系イベントを素直に受け止められない性質らしく、いろいろ考えてしまいます。
きっと父親の教えの所為でしょうね。
子供の頃にね、よく地下鉄の出口とかで手足を失った方が募金活動をしていたのです。
今思えば、戦争被害者が、天皇陛下の戦争責任を追及する為の活動資金集め。みたいな事を言っていたのかな？
よくわからないけどね。
まぁ、当時は単純に手足がなくてかわいそうだから募金しよう。と子供心に思いましてね。
で、俺が小遣いで募金しようとすると、父親が言うのです。
「悪い奴がホームレスを使って金を集めてるだけ。」
「お金を渡した所で彼等の役にはたたない。」
「手足がなくても頑張ってる人は大勢いる。」
など、いろいろ言われ、募金しないように説得するのです。
その時は、なんて心の狭い父親なんだろう。と思っていましたがね。
しかし、後日、父親の知人の車椅子での生活をされている方や、事故で手足を失った方などと交流を持たせてもらいましてね。
今思えば、花見や月見にバーベキューなど、呑んでばかりのイベントだったなぁ。
まぁ、そういった場所に子供の俺を連れていってくれたんですよ。
そして、いろいろなお話を伺って、
「ホントに必要なボランティアとはなんだろう？」と考えさせられたような気がします。

今でも、答えは見つかっていませんがね。

と、こんな教育を受けてきたので、今でもいろいろと考えてしまうのです。
で、今回の31アイスのイベントも考えてみました。
けっこう大勢の人がおいしいイベントなんですよね。

消費者は、安価にアイスを食べられておいしい。
31アイスクリームは、イメージアップでおいしい。
(財)日本ユニセフ協会は、ピンはねが手に入っておいしい。
アフリカの子供たちは、勉強が出来ておいしい。

こう書いてみると、みんなおいしいくていいじゃない。

特に(財)日本ユニセフ協会は、楽でいいね。

この財団法人日本ユニセフ協会って組織、凄く不愉快なんですよね。
ユニセフという名が入っていますが、国際連合児童基金 (UNICEF)とは別物ですからね。
寄附金から、経費を引いた金額を国際連合児童基金に送っている団体。
その経費の部分には人件費や光熱費はもちろん、広報費用まで含まれてる。
ダイレクトメールとか送りまくってるみたいですけど、ボランティアに広報って必要かな？
何年か前にビルも建てたんですよ、協会のビルをね。
25億円くらいかかったらしいけど、もちろんその資金も寄附金からですよ。ホントに悲しい。

本当のUNICEF親善大使の黒柳徹子も日本ユニセフ協会の活動には疑問を感じているみたいでね。
一円も無駄にしたくないという思いから、日本ユニセフ協会とは距離を置いて活動しているんだって。
日本ユニセフ協会から、寄附金の受付口座を一本化したいという話もあるみたいだけど、拒否しているらしい。
いい話じゃないですか。

あの玉葱頭には愛が詰まっているんだね。

31アイスも黒柳徹子に渡したら一円も使われずユニセフに渡るのにね。
なんで日本ユニセフ協会を使うんだろう？
「黒柳徹子」より「財団法人日本ユニセフ協会」の方がネームバリューがあるから？

そういうのもやっぱり地道なダイレクトメール活動のお陰なの？

書いていたら、日本ユニセフ協会への不満だけになってしまいました。
本題に戻り、今回一番おいしい思いをしたのは誰かな？

深く考えないで、アイスを食べて楽しんだ女子高生達ですかね。

大勢の女子高生がアイスを食べながら歩道に座り込んで話をしていました。
青春ですね。

と、言う事で今日はこの辺で。

最後に
悪いユニセフ＝アグネスチャン
良いユニセフ＝黒柳徹子

タグ：黒柳徹子 チャリティ ボランティア ユニセフ アイスクリーム